組織運営ノウハウ集


  • 市民活動団体の運営に役立つノウハウをまとめました。インターネット上で閲覧できる文書が中心となっています。


  • 必ずしも順番に読む必要はありません。読みたいところから読んでください。


  • 多くのノウハウが詰まっていますので、時間があるときに何度も訪れるようにしてください。


  • その他、子ども食堂などの開設・運営のハンドブックなどは、参考文献のページをご覧ください。




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※ リンク切れの場合、ご容赦願います。

1. 規約・定款をつくろう

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子ども食堂などの活動を行う市民活動団体にとって、規約は組織の目的や活動内容、運営形態などを規定する、組織の「憲法」にあたる重要書類です。

みんなが納得する民主的な組織運営を行うために、以下を参照にぜひ規約を作成したり、見直したりしてください。


当面任意団体として活動を行う場合


大阪府箕面市立みのお市民活動センター「非営利公益市民活動団体規約・会則例」(DOC:34KB)

公益財団法人 かわさき市民活動センター(2010年10月)「会則(規約)作成について」

千葉県柏市「市民公益活動団体(任意団体)の会則について」

総務省 地域力創造グループ コミュニティ・交流推進室(2010年3月)「コミュニティ団体運営の手引き ~自治会、町内会、その他地域活動を行うグループの皆さまに~」



NPO法人を目指す場合



※ 茨城県が示す定款例は、総会主導型の運営(例えば事業計画作成のために国連のように数日間連続で総会を開催するなど)を前提としていますが、そのような組織は全国的にもほとんどなく、多くの場合、事務局主導型、もしくは理事会主導型の組織運営となっています。運営実態と併せた定款作成をご希望の場合、別途ご相談ください。

2. (年間)活動計画書をつくろう

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任意団体として子ども食堂などを運営する場合、特に決まったフォーマットがあるわけではありません。

ただ、計画は必ず5W1Hを意識して、具体的に作成してください。5W1Hとは、Who(誰が)、When(いつ、いつまでに)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ、どうして)、How(どのように)を指し示す言葉です。その他、対象を指し示すWhom(誰を)や、How much(いくらで、どのくらい費用をかけて)、How often(どのくらいの頻度で)も考える必要があります。

作成する際には、以下のポイントや質問に答えるかたちで、文章にまとめると良いでしょう。敢えて長い文章を作成する必要はありません。A4の紙で2~3ページ程度にまずはまとめてみてください。

  • この活動で取り組む地域の課題、社会的背景
  • この活動の目的(組織全体の目的とは異なる)
  • どのような活動を、いつ、どこで、どのように取り組むのか
  • 活動の対象
  • 実施スケジュール
  • 活動の協力者や連携組織、及び連携内容や役割分担
  • 団体の強みと課題
  • 活動によって広がる「居場所」と「出番」
  • 他団体の取り組みとの違いや、モデルとなる点
  • 活動終了時のこの活動の評価指標
  • 活動によって生み出される中長期的成果
  • 会員や寄付者、支援者、関係者などへのメッセージや約束


活動計画書を作成することは、助成金申請書にそのまま使えたり、パンフレットなど広報物を作成する際にも役立ちます。活動予算書とともに、総会で承認を得て、活動計画書に沿った活動実施を心掛けてください。

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「提案する力 ~思いを形に、共感を得る企画~」


NPO法人やNPO法人設立を目指す組織の場合

併せて、以下のページもご覧ください。

認定NPO法人市民セクターよこはま(2010年)「事業計画書の書き方」

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「組立てる力 ~事業計画を単年度と中長期で捉える~」

熊本県NPO・ボランティア協働センター「事業計画書と活動予算書の作成方法」


※ 行政が示す事業計画書は、あくまで様式「例」であり、必ずしもその書式に従って記載しなければならないというものではありません。フォーマットに囚われることなく、会員や支援者などの共感、支援を得やすい事業計画書作成を心掛けてください。


NPOや市民団体のマーケティング

NPO法人NPOサポートセンター(2017年6月11日)「諦めないNPOマーケティングの始めかた : 実践者の動画集」

社会福祉法人大阪ボランティア協会(2016年6月)『ウォロ』第507号「マーケティングとは愛だ ~NPOのための入門講座~ NPOのマーケティングとは?」

NPO Marketing Labo(2017年3月24日)「ファンドレイジングを成功に導くNPOのマーケティングとは?【FRJ 2017レポート】」

笠原孝弘(2014年4月22日)『現代ビジネス』「NPOマーケティングを体感し、課題を再確認! 『マーケティング・スタート・セッション』開催レポート」

90 Seconds「NPOにマーケティング動画が効果的な理由と制作時のポイント」

アットカフェ(2016年1月18日)「NPOにとってのダイレクト・マーケティングとは? 寄付マーケティングの分析と関係構築【トライセクター・カレッジ イベントレポート】」

加藤たけし(2018年6月16日)「『Web マーケティング デジタル・ファンドレイジングの第一歩』 テクノロジーの力で市民活動を次のステップへ進めるために 」

3. 地域を巻き込む「コミュニティ・オーガナイジング」

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4. 一緒に活動するチームをつくろう

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活動趣旨に賛同して、一緒に活動してくれるボランティアを集め、チームをつくり、合意形成をして、主体性を高めるためのノウハウは重要です。


ボランティア・コーディネーション

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「巻き込む力 ~ボランティアの特性をつかむ~」

社会福祉法人 兵庫県社会福祉協議会(2013年)『平成24年度兵庫県内市区町社協ボランティア・市民活動センター連絡会議報告書』「兵庫県内の社協ワーカーが考えた つなぐ・生み出す・元気になる!ボランティア・コーディネートの秘訣」

井島 輝(2015年1月)「NPO におけるボランティアマネジメントのあり方 ~組織と個人の可能性を広げる新たな関わり方~」

興梠 寛「ボランティア・コーディネーターの役割と期待」

認定NPO法人 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会(2002年)「ボランティアコーディネーター養成講座(浦安市)」報告

A SEED JAPAN「活動ノウハウ集」

京都市市民活動総合センター「ボランティアマネジメントシート」



チーム・ビルディング

河村 甚「チームビルディング・バイブル」

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「育てる力 ~成長する人づくり~」



ファシリテーション

NPO法人 日本ファシリテーション協会「ファシリテーションとは」

「ファシリテーションの基礎」

金子 怜司(2015年10月)「ファシリテーション」

ワセダアグローカルスクール(2016年)「実践!会議ファシリテーション ~ワークショップで体感する~」

東 美奈子「ファシリテーターの基礎的理解と人材育成」

『Voters』「ファシリテーションのすすめ」

食品の安全性に関するリスクコミュニケーター(ファシリテーター型)育成講座資料

6. 資金調達方法を考えよう

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子ども食堂などの活動を実施、継続させるためには、活動趣旨に共感、賛同してもらいつつ、受取会費、受取寄付金、受取助成金等、事業収益(食事代などの参加費)などの資金調達、またその多様化が重要です。

以下のページをご参考にしてください。

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「見通す力 ~組織の財源のあり方と資金管理~」


ファンドレイジング全般


徳永 洋子『ファンドレイジングジャーナルオンライン』「ファンドレイジング入門(全9回)~善意のお金の集め方~」

ファンドレイジング・ラボ(2015年2月)「ファンドレイジングってなあに?」

NPO Marketing Labo「効果的なファンド・レイジング方法のための留意点」

芸術団体のためのファンドレイジング・アクション・コミティー(2009年7月)「芸術団体のためのファンドレイジング・ハンドブック ~個人サポーター獲得を目指して~」(芸術団体以外にも参考になる点が多くあります)

山元 圭太(2016年)「ファンドレイジング基礎講座」

公益社団法人 全国公立文化施設協会(2016年3月)『ファンドレイジング・ハンドブック』

徳永 洋子(2012年)「ファンドレイジング実践入門 ~善意のお金の集め方~」



助成金


助成金情報

東京ボランティア・市民活動センター「助成金申請のコツ」

山田泰久(2014年)「今こそ、リアルな助成金の活用 ~申請のための参考資料~」

山田 泰久(2015年)「助成金決定後にあらためて考えるべきこと、やるべきこと。 ~助成金を活用するための発信、成果、資産、仕組み~」

社会福祉法人 京都府社会福祉協議会(2010年3月)『福祉施設・福祉活動者のための助成金申請ガイド ~助成金選びから申請まで~』

荻上 健太郎(2011年3月)『助成金活用マニュアル』

和田 真(2013年12月)「助成金活用入門講座 ~国内の助成制度紹介から採択後のプロセスまで~」



クラウドファンディング


福岡県NPO・ボランティアセンター、NPO法人 アカツキ『クラウドファンディング基礎 ~10のポイント+3つの注意点 なんとなく始めて失敗してしまう前に~』

現代ビジネス(2014年12月19日)「クラウドファンディングに必要なマーケティング志向とは? 100万円以上集めたNPOの先進事例に学ぶ3つのポイント」

竹内 英二(2015年2月)『日本政策金融公庫論集』第26号「中小企業やNPOの可能性を広げるクラウドファンディング」

公益財団法人 都市計画協会(2015年11月)「クラウドファンディングを活用したまちづくり入門」

7. お金を管理しよう

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会費や寄付、助成金など、支援を受けて集めたお金をしっかり管理することは大事です。基礎的な会計のコツをまとめました。任意団体でも活用できるNPO法人会計基準を学び、実践しましょう。

NPO法人会計基準協議会「NPO法人会計基準とは」

認定NPO法人 NPO会計税務専門家ネットワーク(2013年6月)『Q&A NPO会計マニュアル』(NPO法人ではなくても大変参考になります)

NPO法人会計基準協議会『NPO法人会計基準ハンドブック』(2017年12月改正版)

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「説明する力 ~組織を伝えるための会計~」

任意団体でも活用できる、NPO法人会計基準に準拠した会計ソフト(無料版あり)



NPO法人(や法人化を目指す組織)はこちらもご覧ください

兵庫県 神戸市(2015年3月)『NPO法人の手引 ~1 設立・運営編』「4 会計~」

千葉県 環境生活部 県民生活・文化課 県民活動推進班(2013年)『市民活動Q&A集』

仙台市 市民局 市民協働推進部 市民協働推進課 NPO認証係(2015年3月)『NPO法人の事務担当者向けお役立ち年間事務局運営スケジュール』

福岡県NPO・ボランティアセンター(福岡県人づくり・県民生活部社会活動推進課)(2017年3月)『NPO法人事務体制整備ノート ~より良い法人運営のために~』

兵庫県 神戸市(2014年3月)『NPOのための「ゼロ」から始める会計・経理 ~会計講座 実況中継~』

ヤマダ総合公認会計士事務所『仕訳の虎の巻』

認定NPO法人 NPOながさき(2012年3月)『決算業務のチェックリスト【NPO法人用】』

日本公認会計士協会近畿会(2013年6月)『NPO法人の税務 Q&A(改訂版)』

認定NPO法人NPO会計税務専門家ネットワーク(2018年9月)『NPO法人のための業務チェックリスト』

8. 募集し、活動を発信しよう

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広報全般

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「伝える力・拡げる力 ~組織を伝えるコミュニケーション/組織を広げるコミュニケーション~」

八王子市市民活動支援センター(2014年3月)『はちおうじNPOマニュアル ~想いをかたちにする方法~』「効果的な広報のポイント」

独立行政法人 福祉医療機構 NPOリソースセンター(2016年12月)『NPOの民間福祉活動に役立つヒント集』


パンフレットなどの作成

仙台市市民活動サポートセンター(2015年11月6日)『市民活動お役立ち情報』「チラシを作るコツ」

公益財団法人 日本スポーツ協会『総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン』第84号「特集 魅せる・伝えるチラシ・パンフレット」

NPO法人 NPOコミュニケーション支援機構(2011年8月)『npo‒co』2011年8・9月合併号 「ゼロから始める!!NPO的パンフレットの作り方[前篇] ~思い立ったが吉日、でもまずは何から始めよう?」

NPO法人 NPOコミュニケーション支援機構(2011年10月)『npo‒co』2011年10・11月合併号 特集「ゼロから始める!!NPO的パンフレットの作り方[後篇] ~たくさんある「伝えたいこと」、どう整理する?」


自作チラシ.com「Wordでチラシを自作する手順」

会津若松市ユニバーサルデザイン推進チーム(2015年4月)「分かりやすい印刷物の作り方ポイント集 ~人にやさしいユニバーサルデザインの にやさしいユニバーサルデザインの視点から~」


インターネット媒体


山田 泰久(2015年)「地域で活動するNPOが押さえておきたいインターネット情報発信ツールの使い分け」


山田 泰久(2018年1月)「NPOの情報発信及び助成金活用セミナーの内容(2017年度版)」


山田 泰久(2017)「あらためて情報発信を考える ~インターネットを活用したNPOの情報発信~(セミナー資料編)」


ITforSocial(2016年2月7日)「ホームページを作る、その前に!NPO団体が情報発信戦略を考えるための4つのポイント」


マス・メディアに対するプレス・リリース

秋山訓子(2014年3月14日)「プレスリリースの作り方 ~出来上がりの記事を意識しよう~」

坂本宗之祐(2018年10月16日)「プレスリリースとは?3つのメリット・2つのデメリット」

京都府庁NPOパートナーシップセンター「NPO等の地域活動に関わるプレスリリース」

9. 他の組織と連携しよう

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子ども食堂などを運営する際に、以下のような他の組織と連携が可能です。以下はあくまで例ですが、様々な組織とどんどんつながりをつくり、連携を進めてください。

  • 行政(相談、チラシ配布、後援、補助など)
  • 社会福祉協議会(広報協力、共催、協力、ボランティア保険、補助など)
  • NPO(子育て支援団体との連携、共同広報など)
  • 企業(食品寄贈、会場貸与など)
  • 生協(食材の提供、生産者の紹介、補助、運営のノウハウ提供など)
  • 農協(コメや野菜の無償提供、直売所からの食品提供など)
  • メディア(取材、開催告知など)
  • 大学(学生ボランティア、調理補助、子どもの相手、学習支援など)
  • 小中学校(広報協力など)
  • 病院(会場貸与、開催告知など)
  • 自治会・町内会(ボランティア協力、開催告知など)
  • PTA(ボランティア協力など)
  • その他(ガールスカウト、女性団体、ライオンズクラブ、議員などとの連携)



その他参考となる文書


民間NPO支援センター・将来を展望する会(2006年11月)「行政と協働するNPOの8つの姿勢」

認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「組む力 ~健全で成果が出るパートナーシップ~」

茨城県(2013年3月)『茨城県協働推進マニュアル ~協働ハンドブック~』

茨城県(2013年3月)『茨城県新しい公共推進指針 ~みんなで創る いばらき の未来~』



地域福祉コーディネーター

新潟県新潟市『地域福祉コーディネーター活動の手引き』

社会福祉法人 全国社会福祉協議会 地域福祉部(2008年)『地域福祉コーディネーターに関する調査研究委員会報告書』

10. リスクを管理しよう

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11. 組織や活動を評価しよう(中規模以上の団体対象)

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認定NPO法人 日本NPOセンター(2013年7月)『NPOリーダーのための15の力 ~継続的で、安定的な、NPO運営のために~』「振り返る力 ~やれば役立つラクラク評価~」


組織評価

一般財団法人非営利組織評価センター(2018年12月)『非営利組織の第三者組織評価 ~ベーシック評価(23基準)の評価項目の解説~』

認定NPO法人日本NPOセンター(2003年)「信頼されるNPOの7つの条件」

認定NPO法人日本NPOセンター(2014年)「NPOリーダーのための15の力 自己診断チェックシート」

外務省国際協力局民間援助連携室(2010年1月)『アカウンタビリティ ガイド ~計画的にアカウンタビリティに取り組むために~』

公益財団法人パブリックリソース財団(2014年3月)『組織評価の手引き』

公益財団法人パブリックリソース財団(2013年10月31日)『NPOマネジメント診断ツール』

「エクセレントNPO」をめざそう市民会議「エクセレントNPO基準(34基準)」

参考資料1.「NPO評価」の進め方、流れ

参考資料2.事例にみる評価項目


事業評価

【オススメ】 現場視点で休眠預金を考える会 評価検討チーム(2019年2月13日)「わたしたちが考える『NPOのための事業評価』v8」

社会的インパクト評価イニシアチブ(2018年10月)『社会的インパクト・マネジメント・ガイドライン Ver.1』

PwCあらた有限責任監査法人(2017年1月)『ロジック・モデル作成の手引き』

新日本有限責任監査法人(2017年3月)『社会的インパクト評価ツールキット』

一般財団法人日本民間公益活動連携機構(2019年7月)『資金分配団体・実行団体に向けての評価指針』